ですますにおける二人称の世界。ですますの一形態には相手がいる。であるで言い換えることが不自然な場合である。曖昧な対象物があって、それを伝えるとき、人はですますを使う。
愛など曖昧なものを相手に伝えるとき、人は二人称的な表現を用いる。「愛しています」と。このとき「愛している?」という相手の問がメタ的には存在している。そして、「愛している」にはない「場」が発生する。
コミュニケーションとは相手と曖昧さ、場が要件かもしれない。それが揃わなければ、自分勝手な独白になってしまう。あぁできているだろうか。
司法書士相談業務 ですますの意味
