ケーキの切れない非行少年たちで有名になった累犯障害者の存在。
累犯障害者の多くは少額(300円とか)の窃盗が多いのだそう。単に分からないのだ。彼らにとって世の中はとても生きにくい。警察の取り調べにもハイハイ答えてしまい、検察からは、さも悪だくみをして盗んだとされて起訴。裁判官は、へらへらしてて(分かってないだけ)反省の色が見られないとして実刑。司法はアホなのか。弁護士も国選なので責任能力を問う!とか頑張れるだけの報酬も出ないのでスルー。私選なら数十万だが、国選は8万程度。事務所維持には厳しい。
2009年地域定着支援センターが設置され障がい者などが出所後に地域で暮らせるように支援がされるようになった。
1970年代以前かつてはIQ84以下を軽度知的障害としていたが(人口の14%)、現在は69以下として、境界ゾーンにして支援対象外にしている。今も支援を受けられずに足掻いている人は大勢いる。
支援と役割で人は変わる。居場所がない世の中はとても寂しく辛いものだ。
司法書士相談業務 累犯障害者になぜ?
