債務整理と生活再建策

借金問題

ヤミ金

当事務所では、ヤミ金整理につきましては、1度のみで、かつ法テラス利用の場合のみ、受任させて頂いております。

債務整理を扱っている事務所は多くありますが、ヤミ金の対応もしているかというとあまりされていません。

それは単純にヤミ金は怖いからということもありましょうし、お支払いが難しい状況に置かれている故のヤミ金利用なので、着手金を用意できる方は皆無と言っても過言ではない為、仕事として成立しにくいというのもあります。

ヤミ金利用は、人間関係も破壊しますし、本当は利用してはならないものです。
ですので、当事務所での受任は1回限りとさせて頂いており、当事務所でヤミ金の整理は2回目を受任致しませんことを前提にさせて頂いております。

また、当事務所では、国の法律費用立替制度である法テラスの利用を前提に、受任しております。

法テラス利用条件
収入要件(結婚している場合は、夫婦合計の収入)
(都市部の場合)
単身者   20万200円+家賃・住宅ローン(最大41000円)
二人家族 27万6100円+家賃・住宅ローン(最大53000円)
三人家族  29万9200円+家賃・住宅ローン(最大66000円)
四人家族 32万8900円+家賃・住宅ローン(最大71000円)
以降家族1名増加毎に3万3千円を追加します。
(準都市部・町村)
単身者   18万200円+家賃・住宅ローン(最大41000円)
二人家族 25万1000円+家賃・住宅ローン(最大53000円)
三人家族  27万2000円+家賃・住宅ローン(最大66000円)
四人家族 29万9000円+家賃・住宅ローン(最大71000円)
以降家族1名増加毎に3万3千円を追加します。
また資産要件として、以下の金額以上の資産がある場合も該当しません。
単身者     180万円
2人家族    250万円
3人家族    270万円
4人家族以上  300万円

※収入の証明書の用意が必要
結婚している場合は、夫婦両方必要となります。
給与明細、源泉徴収票、住民税(非)課税証明書、給料の振り込まれている通帳、生活保護証明書、年金額の通知書など。

自分に勝つこと

ヤミ金問題は、自分との闘いでもあります。

多くのヤミ金は、勤務先や家族の連絡先を貸付時に確認します。

そして、返さないとなると、それらに電話をしたりして、いやがらせを行います。

周りに何かされると困ると思って、借りている人は、支払いを継続します。
そして、そうやって、収奪し続けられてしまいます。

ヤミ金の整理は、連絡先を話してしまった方たちに、そんな迷惑をかけることを覚悟することが必要です。

そして、その覚悟が持てたなら、多くの場合は解決します。

司法書士の介入で半数程度は、早期撤退する。

弁護士や司法書士が介入すると、「支払うな」というアドバイスが後ろにあることが明らかであるので、ヤミ金からすれば、回収可能性は格段に低くなり、また回収できたとしても、相当な攻勢をかける必要があるので、コスト高となります。ですので、全く払っていないなどの場合を除けば、半数程度は専門家介入で、請求を取りやめることが多いです。

3日から1週間が勝負

ヤミ金の電話攻勢は、短期的に集中的に行われることが多いです。電話攻勢中は、相当な圧力がかかることもあります。それでも、支払いをしないなら、いずれヤミ金側も費用対効果が上がらない為に、請求を順次取りやめていきます。

支払いをしたり、態度が一貫しなければ、足元を見られる。

ヤミ金に脅しが効くと思われれば、足元を見られます。態度を変えることが最も危険なことですので、最初に採った方針がぶれるようなことがあると、さらなる攻撃があることが珍しくありません。ですので、何をされても支払いませんという態度を貫く必要があります。

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